流行に左右されない、安らぐ空間

街中の生活を満喫

駅近の良好な環境に建てられた木造2階建て住宅。
以前は鉄骨造り3階建ての商業用建物が建っていました。地中までしっかりとした基礎がありましたので解体後の地盤を心配していましたが、調査の結果は補強工事は必要なく安心しました。車の往来が多い県道に面しているので、構造材や窓の位置には配慮している建物です。


窓外の花や緑を愉しむ

無垢の木のぬくもりと大らかな空間。

骨格に埼玉県産のヒノキ、スギ材を使用しました。

塗り壁材は、セラミック断熱塗料ガイナを塗布しています。天井高がありますので換気扇フードの取り付け(位置や排気)や、柱の位置、電気配線との関係にスタッフと施主様と現場で相談しました。


心地よい空気と過ごす

沿道沿いの商業地域環境は、車の往来や電車の振動など生活音がいっぱい。窓を開けると会話する声もついつい大きくなりますが、断熱サッシを閉めればとても静かになります。内装は無垢材の柱を表しにして、壁にガイナを塗りました。腰板は木の質感がより伝わるよう、少し節がある杉板を使用しています。


緑うるおう街中の生活

眺めているだけでなんだか気持ちいい、夏場の木陰。白い屋根と塗り壁が青空に生えて、とても涼しげに見えます。西側の入口にパーゴラを設置し、優しい香りのするモッコウバラを誘引しました。とても勢いが良く、虫もつかないので育てやすいですが剪定しないとジャングルになります。